実は体調不良などもあり、6月でそれまでしていた仕事を辞めました。
…ということもあり、リハビリも兼ねて、参院選前後に、世論調査のバイトに行ってきました。
世論調査の、電話を掛ける方の仕事ですね。(以前もしていました:過去ログ参照)
テレビや新聞などの世論調査の結果を見ていると、
「民主党が選挙に負けたら、菅総理は辞任すべきか」とか、
「9月の代表選で民主党の代表を代えるべきか」、
といった調査結果が出ていますね。
半数以上が、
「菅総理が続けた方が良い」
「菅総理は辞めない方が良い」
といった意見との結果のようですが・・・
電話をかけて有権者の方と話をしていると、
「菅総理は辞めた方がいいですか?」
と質問すると、辞めない方がいい、総理は代えない方が良い と言う人が実際に多いです。
ただし!!
多くの方が、質問に答えるだけでなく、一言付け加えて下さいます。
だって、ころころ総理が変わっても困るでしょう?
変えたってどうせ民主党の総理なら変わらんでしょう。
っていうか他に誰もいないしね…
なんて言葉が出てきます…
こういう言葉は発表される世論調査の結果には反映されないのです。
こういう言葉や、答えの微妙なニュアンスは
直接有権者と話している現場の人間しかわからないことです。
納品されたものだけをみて分析しているマスコミの連中やテレビなんかに出て
偉そうに解説しているコメンテーターの人たちには分からないでしょう。
ある民主党議員は、
菅総理は辞めないで良いというのが多いという世論調査の結果は、
菅総理に対する期待が残っているからだ!
なんて、都合の良いことを言っている人もいるようですが、
そんなことはありません。
鳩山前首相が、たった8.5カ月で辞め、
次の菅総理がまた数カ月で辞めるようなことになったら、
日本の恥です。
民主党だけの恥ではないのです。
日本の恥なのです。
菅総理や民主党に期待している人は皆無とは言いませんが、一握りです。
あまり語りすぎると、情報漏えいに引っ掛かりそうなので、今回はこの辺で。
追記:
かといって、私自身、菅が総理でいて良いとは思っていません。
早く辞めてほしいです。
でも、いくら変わっても民主党の総理では一緒なのです。
求めるのは、まず解散総選挙をすること!!